八代市本町アーケードにある「まちなか生活研究所」。
名前だけ見ると、「八代の町中の生活研究でもやっているのかな?」という印象が浮かびますよね。
まちなか研究所では、1階と2階の一部にカフェ、2階部分がランドリーになっている施設で「就労継続支援B型」という事業所でもあります!
今回は、そんな謎多き「まちなか生活研究所」をご紹介していきます。
まちなか生活研究所 施設紹介
就労継続支援B型とは?
就労継続支援B型とは、なにかしらの障害をお持ちの方が一般企業に就職することに対して不安があったり、就職することが困難な場合に、就労に必要な知識や能力のステップアップのために必要な訓練・支援を行う事業所及びサービスになります。
まちなか生活研究所ランドリースペース
2階部分にあるランドリースペースには、合計8台の洗濯乾燥機が設置されています。
利用すると基本的には、洗濯×乾燥×たたみ(たたみ無も可)までしてもらえるので、コインランドリーみたいに洗濯から乾燥に移すなどの作業や洗濯物をたたむ手間が省けます!
また、依頼があれば、ご自宅まで洗濯物を取りに行って、配送のサービスまでついているので、忙しい親御さんにとっては非常にありがたいサービスですよね。
現在は、有料老人ホームに職員さんと利用者さん(就労継続支援B型で働かれている方)で洗濯物を預かりに行くことが多いそうで、利用者さんも挨拶やコミュニケーションの勉強になったり、作業場では、皆と協力し合って作業ができるようになる訓練にもなるので、お互いにメリットがあるようです。
まちなか生活研究所カフェスペース
まちなか生活研究所カフェスペースは、1階に2卓(4人・2人)、2階に1卓(2人)のテーブルが用意されており、メニューはそこまで多くありませんが、コーヒーやジュース、アルコールや軽食なども販売されているので、洗濯を待つ間にゆっくりと待つことができたり、職員さんとの会話も楽しめます。
特に1番人気がホットサンド(380円)で、すべてのメニューを利用者さん(就労継続支援B型で働かれている方)が提供してくれます。
店内も非常におしゃれで落ち着いているのでリラックスしてゆっくり過ごすことができますよ。
まちなか生活研究所について
まちなか生活研究所サービス管理責任者の守田裕美さん。
歯科衛生士として活動後、ケアマネージャーの資格を取得し、介護の道へ進まれ、18年間務める中で障害について興味を持ち、ケアマネージャーの業務をこなしながら障害に関する資格取得にも励まれ、まちなか生活研究所がオープンする際に自ら志願してこちらの責任者になられました。
まちなか生活研究所は、株式会社シラサギが八代・宇城で福祉介護サービスを展開する中で『地域へ貢献できる恩返しができないか?』という考えから、”障害をお持ちの方の居場所作り”という社会貢献を目指し作られた施設です。
また、「大人やこども年齢関係なしに交流ができる場所」というコンセプトを掲げ、地域へ根ざしていきたいという想いも込められています。
守田さんは「今後はこども食堂にも挑戦した!」と抱負を述べられ、「カフェやランドリーを利用しなくても、同じ境遇や悩みをお持ちの方、それ以外の方でもふらっと立ち寄って気軽にお話をしていってもらえれば」と話されていたので、近くにお立ち寄りの際は、ぜひ行ってみてくださいね!
まちなか生活研究所 店舗情報
営業時間 | 事業所 8:00~17:00 サービス提供時間 10:00~16:00 |
定休日 | 日曜日・年末年始(12月31日〜1月2日) ※第二土曜・第四水曜 洗濯が休み |
電話番号 | 0965-45-5118 |
ホームページ | https://jihatsu.net/d/facility/42929 |
インスタグラム | https://www.instagram.com/machiken_kumamoto/ |